「時間が経つのはあっという間だね…
アティルくんは2016年の目標はもう決まった?」
「もちろん!2016年の目標は、
ボク達が主人公のゲームを作ること!」
「でしょ!ボクの魔法で敵をバンバン倒して…
イマジオンくんが食べ物を集めるゲーム…っていうのはどうかな?」
「おいらは食べ物をコレクションして、
アティルくんをサポートするんだね!」
「そうだよ。
たくさん食べてもらわないと、ボクの魔法も使えないから…」
「あ、そうだ。アティルくん。なにか忘れてること無い…??
ホラ、この前魔法で隠してたやつ…」
「しまった!モザイクを外す魔法じゃなくて、
形が変わる魔法を使っちゃったみたい…」
「出来た!これが今年の年賀状だよ!!
どう?イマジオンくん!!」
「す、すごいや……アティルくん。
この年賀状の…30thって、もしかして…」
「あ!いいところに気が付いたね!
アイ・ティー・エルは今年で30周年を迎えるんだよ!」
「自分たちが生まれる前から会社がある…
なんていう従業員も多いんじゃないかな!」
「た、大変だ…!!いまからボクがご馳走を出す魔法を使うからね!」
「あ、あれ??ご馳走が出ない!
イマジオンくん?イマジオンくん!!」
「どうやら、おいら…
いえ、この私の力を全て使い果たしても、
ご馳走を出すことは叶わなかったようですね…」
「カロリーを全て使い果たすことで、姿が変わってしまったようです。
しかし、悔やむことは無いのです。
失敗は、成功へと繋がる最高の近道なのですから…」
つづく!!